~通販ショップ閉店のご挨拶~
ラブリーポップは、2024年3月末をもって通信販売事業の営業を終了させて頂きました。
新たなプレジャーグッズの製品開発など
また別の形で皆様により良いプロダクトやサービスを提供できるよう、「ラブリーポップ」は次への準備を進めて参ります。
なお、本WEBマガジンは引き続きご覧いただけますので、どうぞお楽しみ下さい。
【Q&A】非電動のグッズの寿命って?見極め方法は?
前回のブログはこちら↓
非電動のグッズとは、ディルドやちつトレグッズ、ローションやコンドームなどが当てはまります。
これらは電動のグッズと違って、動かなくなることがないのでずっと使えそうな気もするのですが、やはり使っていくごとに疲弊しますし、時間の経過で劣化もしていきます。
まずわかりやすいのはローションとコンドームですね。
ローションは大体化粧品と同じと考えていただければいいので、メーカーによって差はありますが、未開封で製造から2~3年程度が使用期限です。
それもあまり温度が高くなったり低くなったりしない、一年中安定した気温の場所に置いておく場合ですので、予備を買っておくとしても2年以内には使いきれるくらいの量を目安にしていただいた方が良いかと思います。
開封した物は、3か月~半年で使い切るのがベストです。
使用頻度が高ければ大容量のローションの方がコスパが良いですが、たまにしか使わないのであればパウチ式や少量のものの方が無駄がない場合もありますので、ご購入の際は使用頻度と使う量(良く伸びるか、あんまり伸びないのかで一度に使う量もだいぶ変わります)も参考にしてみてください。
そしてコンドーム。
こちらは外箱に必ず使用期限が記載されています。一部のメーカーは中身の個包装にも使用期限を印字しているのですが、個包装には印字がないメーカーもありますので、外箱を捨てる前に確認するのが吉です。
このコンドームの使用期限とは、この期限を過ぎると使用中に破れる可能性があるという期限なので、性行為での使用は絶対に使用期限内のものを使ってください。
グッズ用として使うのであれば、使用期限を多少過ぎてもまあなんとか…というところですが、破れてしまうのはやはり怖いので、大幅に過ぎたものは使用しない方がいいと思います。
ちなみにラブリーポップで小分け販売している「コンドーム20セット」は個包装にも使用期限が記載されていますが、それ以外のセットにお付けしているコンドームは個包装に使用期限の記載がないため、基本的にグッズ用としてのご利用をお願いしています。
なお、コンドームに関しては、
・直射日光が当たらず湿気の少ない冷暗所に保管する
・揮発性物質(防虫剤など)のそばには置かない
・1個包装での携帯はしない(包装が破ける恐れがある)
等、ご注意いただきたい点がいくつもありますので、パッケージに記載の注意事項はよくご確認くださいね。
さあ、それではディルドやちつトレグッズは?と言いますと、明確に〇年使えるという基準はありません。素材・保管状況・使い方・使用頻度によって大幅に違いがあるためです。
なので、どのくらい使えるかは人や物(素材)次第ということになってしまうのですが、そろそろ寿命かな?とお役御免にするタイミングというのはあります。
それは、表面に亀裂や剥がれがみられた時や、色素沈着(黄ばみ)やくすみが気になった時、匂いが気になる時です。
特にちつトレグッズの紐の部分は亀裂に注意が必要です。
最初のうちは浅い亀裂だと思っていたものがいつの間にか深くなっていて、使用後に取り出そうと引っ張ったら切れてしまったなんてこともあります。
紐が取れると中にボールだけ残ってしまって、取り出すのに苦労することになってしまいますから、タンポンを使用する前と同じように使用前に紐は引っ張ってみる、亀裂がないか確認する、そしてさらに念押しでコンドームを併用するのが安心です。
コンドームを使っていれば、最悪紐が取れてもコンドームを引っ張って取り出すことができますから。
ディルドも、浅い亀裂からいきなり折れることはそうそうありませんが、亀裂があるとそこに汚れがたまってしまいますし、だんだんと亀裂が広がっていくことも考えられますので、亀裂や剥がれが見られたらそろそろ寿命かなと考えていただくといいかと思います。
また、保管中に強い香りのするものが近くにあると、その匂いを吸収してしまう素材もあります。
そういった匂いは風通しの良いところでしばらく保管することで抜ける場合もありますが、もともとの素材臭と混ざってどうしようもなくなることもありますので、その際は残念ですが諦めも肝心です。
色素沈着(黄ばみ)については、特に白やクリア系のグッズで目立つので気になる方が多いと思います。
分泌液が酸性であるため、黄ばみはどうしようもないので、コンドームを使って予防していただくのが一番です。
もし黄ばんでしまっても即使えないということではありませんし、黄ばみだけで表面の劣化がないうちはそのまま使っても差し支えないのですが、心理的に抵抗を感じるようになったら買い替えていただくのがいいのかなと思います。
そんなわけで、非電動のグッズについてご案内してみましたが、いかがでしたでしょうか。
今回も文字ばっかりになってしまって申し訳ありません…。
電動グッズと違って突然の別れは訪れにくい非電動グッズですが、静かに寿命はやってきますので、上記を参考に、お手持ちのグッズをたまに点検してみてあげてくださいね。
なお、電動か非電動かにかかわらず、グッズ同士をくっつけてまとめて保管していると、素材同士がくっついてまとめてダメになってしまうことがあります。
特にシリコン製の商品はシリコン同士がくっつくと良くないので、ラブリーポップからお送りした商品の包装に使用していた不織布などを有効に使っていただいて、面倒でも一つ一つ小分けにして保管してくださいませ。
それでは、皆様お気に入りのグッズを少しでも長くご使用いただけますように!