~通販ショップ閉店のご挨拶~
ラブリーポップは、2024年3月末をもって通信販売事業の営業を終了させて頂きました。
新たなプレジャーグッズの製品開発など
また別の形で皆様により良いプロダクトやサービスを提供できるよう、「ラブリーポップ」は次への準備を進めて参ります。
なお、本WEBマガジンは引き続きご覧いただけますので、どうぞお楽しみ下さい。
【メルマガバックナンバーより】自由にセックスを楽しむということ
こんにちは♪ラブリーポップのおーちゃんです^^
最近、わたくしの高校時代の友人がアメリカから一時帰国してきまして。
彼女は高校卒業後すぐにアメリカに渡り、長いことシアトルで学生をやっていたのですが、ビザの関係上いったん実家のある東京に帰ってきたんですね。
昔から自由気ままで奔放な子だったのですが、益々その性格に磨きをかけていまして。
日本に来てまだ数週間しか経っていないと言うのに、既に3人の男性と寝たらしいんですね。
バーで知り合った人とか街中で声をかけてきた人とか。
昔はそこまで男性関係は派手ではなかったですし、セックス好きという印象もなかったので少々驚きました。
本当にカジュアルな感じでセックスを捉えてるんですよ。
「あ~今日はちょっとイライラするから誰かと寝ようかな」
この発言にはわたくしもいささかビックリ。
「ねえ、危険なことはないようにしてよ」とわたくしが言いますと、「大丈夫!今寝てる人は普通のサラリーマンのオジサンだから。でもコンドームは付けたり付けなかったりなのよねえ…」
ちょっと待って!!もう友人としてこれは黙っていられません。
行きずりの関係を非難するつもりは全くございませんが、自衛をしていないのは大問題でございます。
わたくしも過去に危ない橋を渡って冷汗をかいた経験がございますので、
これには厳重注意。
「もう大人なんだから、自由に楽しむのもいいけど、ちゃんとしないと後が怖いよ!」
「…うん、わかってはいるんだけど。アメリカでも結構適当にしてたから、一度検査は受けようと思ってる」
うーーん。本当に大丈夫かしら…。そんなわたくしの心配をよそに、「あなたも結婚して落ち着いちゃったよね。昔は今の私みたいだったのに。これじゃ立場が反対になっちゃったね」と言われ。
うーん。まあそりゃあ落ち着きはしますよねえ。
でもそれは結婚したからというより、色々なことを経て昔よりは慎重になって、考えるようになったからだと思うんですね。
確かに価値観は少し変わったかもしれません。
でもおそらく、陳腐な言い方ですが、多少は大人になったんだと思います。彼女を見ていると、本当にその場の成り行きで流されているような感じがするんです。
アラサーともなると自分の将来や生活について色々考え始めますよね。
恋愛、結婚、出産、転職。
どの女性もより良い人生を送るために散々悩んで考えて沢山の選択をしています。そのなかで、否が応でも大人ってものになっていくんですよね。大人は自分の取った行動に自分で責任を取らなければならないことを知っています。
だから多少慎重にもなるし、考えてから行動に移すんです。
大人の女性が自由にセックスを楽しむというのは、なあなあで寝てしまうことではありませんよねきっと。
ラブリーポップのお客様でも自由に恋愛やセックスを楽しんでいる女性は多くいらっしゃいますが、
皆さま自分の求めるものを把握してらして、こだわりをお持ちです。
そんな女性と接する機会が多いものですから、ついその友人に「しっかりしてちょうだい!」と言ってしまいたくなるんです。
彼女は生活面でもまだ頼りなく、完全に親からの仕送りでアメリカでの生活を賄っているんですね。
一緒に飲んでいて、酔っぱらった彼女がこんなことを言いました。
「でも、羨ましいんじゃない?わたしの方が自由だもの。あなたはもう決まった相手としか寝られないんだし」
確かに寝る相手を次々に変えるという自由はわたくしにはございません(意識の問題でもありますが)。
でも、「まあいっか」の積み重ねで好きでもタイプでもない男性と寝ている彼女のことは決して羨ましくない、なあ。そんなことを言っている彼女に、早く自立した方がいいよ、その先にある自由が多分本当の自由だよ、と言いたくなりました。
今回この友人との会話で、若いころからの自分の変化を多少なりとも感じることができました。
勢いがあった昔が良いのか、ちょっと落ち着いた今が良いのか、それはひとまず置いておいて、人はいくらでも変われるものだし、少しずつでも成長するものなのだと気づきました。
昔のきらめきや興奮が色あせて寂しいと感じる気持ちもございますが、代わりに得られたものも沢山ございます。
そして過ぎ去ったものを追わずとも、今の、そしてこれからの年齢でも感じられる自由やときめきがきっとあるはずですから、諦めずにキャピキャピしたいと思います(笑)
そして、まるで自分が大人の女であるかのように偉そうに語っているわたくしですが、そもそもまだ未熟者ですので、少しでも大人の良い女になれるよう精進したいと思います。
長々と今回もお付き合いいただきまして、読んでいただいた方々にはありがとうございました^^
※2013/05/11発行メールマガジンより転載