~通販ショップ閉店のご挨拶~
ラブリーポップは、2024年3月末をもって通信販売事業の営業を終了させて頂きました。
新たなプレジャーグッズの製品開発など
また別の形で皆様により良いプロダクトやサービスを提供できるよう、「ラブリーポップ」は次への準備を進めて参ります。
なお、本WEBマガジンは引き続きご覧いただけますので、どうぞお楽しみ下さい。
【メルマガバックナンバーより】“床惚れ”の経験はありますか?
こんにちは♪ラブリーポップのおーちゃんです^^
皆さま、“床惚れ”という言葉をご存知でしょうか…。床惚れの床は寝室・ベッドを意味しますので、つまりはセックス惚れってことですよね。
寝てみたらあまりに良くって、どんどん相手のことを好きになってしまい、
どんどんセックスの深みにハマってしまう…。
たとえ心が離れてしまっても、身体は離れられない。これ以上付き合えないと理性でわかっていても、極上のセックスを味わってしまったがゆえに、別れがたく思ってしまう…。
そんな事態を床惚れというようです。これは何とも羨まし…いや、厄介な状況でございます!
わたくし自身、若い頃に床惚れに近い経験がございますが、今思い返せばあの時のセックスは特に素晴らしかったというわけではなかったですね。
いつも新しいことを取り入れるやり方に興奮していただけというか…相手のテクニックも大したものではありませんでしたし、単に目新しかったんでしょう。
真の床惚れというのは、かなり相性の良いセックスで、身がとろけ、心までもとろけてしまうようなものなのだと思います。
理性が吹き飛んで寝ても冷めてもその相手とのセックスのことばかり考えてしまう、それくらい気持ちの良いセックス。
いや~、これは本当に大変だと思いますよ。相手が良い人で、しかもお互いに好き合っていたらそりゃあ最高ですが、自分ばっかり思いを募らせて、でも相手からは本気にされずただ遊ばれているだけだったらねえ。
自分からは離れられないし、周囲からどんなにアドバイスされてもあまり効果がないし、ずっと都合の良い遊び相手のままになってしまいます。
実は、こんな厄介なケースが現実に起きていたんですよ、
わたくしの身近なところで。
学生時代にアルバイトしていた飲食店がありまして、今でもかつての仲間と遊んだり飲んだりしているのですが、特に仲良しのAちゃんが先週とんでもない報告をしてきたのです。
「店長とKさん、デキてるんだって…」
この店長というのが33歳バツイチ、高身長かつまあまあのイケメンでして。
バイトの女の子たちは皆何かしらの好意を抱いているんですね。
それでも、誰かが本当に店長と寝たという話は今まで聞いたことはありませんでしたし、女性スタッフ全員に等しく優しく接していた人だったので本当に驚きました。
そのKさんという女の子は20代前半ですが、離婚経験アリのシングルマザー。綺麗どころが多い元職場の中でも派手な外見で、かなりモテそうな女の子でした。聞けば、彼女が元夫と離婚するかどうかの相談を店長にしていたらしく、そこから2人が急接近し、いつの間にか関係を持つようになったらしいのです。
ところが、本気になったのはKさんだけで、セックスだけの関係は嫌だと交際を提案しても彼は断るばかり。
それどころか「本当はタイプじゃない」だの「遊びだった」だのひどいことを言われ、ついには会ってくれなくなったそうなのです。これに悩んだKさんがAちゃんに相談してきて、わたくしにも伝わったという次第でございます。
Kさんいわく、店長は相当なテクニシャンで、前戯も上手いし挿入も気持ち良いのだそう。彼女は初めて潮を吹いて、初めて挿入中にいったそうです。
指、腰の動かし方、角度がとにかく凄いんですって!
若い彼女は今まで体験したことのない快感に溺れてしまったそうな…。
体位のバリエーションも多く、挿入時間をいくらでもコントロール出来るのだそうで、ここまで聞くとまあ本当に夢のようなセックスですよねえ。
おまけにセックス中の彼はいつもの優しい調子でなく、ソフトなS路線に変わるらしく、ちょっと強引な面に弱い女性ならこれまたイチコロですよね。
こんなセックスをされた日には、身も心も骨抜きになってしまうのは仕方ないかもしれません。
それが膣でいったことのない若い女の子ならなおさらです。でも相手が悪かった…。真剣に付き合うつもりもない身体だけが目的の男にハマってしまったんですもんね。
結局、口止めされていたにも関わらずAちゃんに相談して、それがバレてしまったKさんは店長にますます遠ざけられ(最低ですね)、関係に終止符を打たれたそうです。彼に当て付けるために恋人を作ったそうですが、やはり彼のことが忘れられず辛いため、近いうちにお店を辞める決意をしたらしいです。
Kさん、何とか彼のことを忘れられたら良いのですが…それが出来ないのが床惚れの恐ろしいところです。最高に気持ち良かったセックスというのはなかなか忘れられないもの。一度覚えた快感は、身体がしつこく記憶していて、ふとした瞬間にもの凄い欲望にとり憑かれてしまうものなんですよね。
ダメだとわかっているのに欲してしまうなんて、麻薬のようなものです。
やはり新しい恋を見つけて、2人で良いセックスを作り上げていくしか解決法はないかもしれません。恋に破れて負った傷は新しい恋によってしか癒せないのと同じように、セックスで負った痛手もまた、より良いセックスによって立ち直っていくものなのだとわたくしは思います。
会いたい、セックスしたいという欲求がフツフツと沸き起こり、彼の連絡先をスマホの画面に呼び出しながらもタップする手を引っ込める…。
日々そんなことを繰り返しながら、徐々に離れていく。そして、愛情あるセックスで立ち直っていく。それが出来れば、Kさんも新たなスタートが切れるのではないかと思います。
セックスが好きな女性だったら、誰もが一度は体験してみたいと思う魅惑のセックス。しかし予想外にどっぷりとハマってしまったら…。抜け出るのは苦難の業ですね。
身体の縁はなかなか切れない、離れられない。
因果な男女の性を感じた今回のお話でございました。
※ラブリーポップメルマガ「2012/11/17」発行分より転載