~通販ショップ閉店のご挨拶~
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新たなプレジャーグッズの製品開発など
また別の形で皆様により良いプロダクトやサービスを提供できるよう、「ラブリーポップ」は次への準備を進めて参ります。
なお、本WEBマガジンは引き続きご覧いただけますので、どうぞお楽しみ下さい。
【メルマガバックナンバーより】セックスレスがテーマのマンガ【あなたがしてくれなくても】を読んで
こんにちは♪ラブリーポップのおーちゃんです^^
さて!先週、ネットでとある漫画を知って電子書籍でダウンロードして
読んでみたんですよ。テーマはセックスレス。これは読まなきゃ!と
勉強するつもりで読んだんですよ。漫画としての面白さにはあまり期待せずに。
そしたら!妻・夫たちのセリフ、心情が本当にリアルで、「なるほどな」と
思うような例えも多く、とても面白かったんです!今後の展開もめちゃくちゃ
気になる…!「あなたがしてくれなくても」というタイトル、意味深ですよね。
これからお読みになる皆さまの為にもネタバレはしないよう気をつけたいのですが、
すみません。あるワンシーンのことだけここに書かせてください。
そのシーンはまさに、セックスレス(妻が夫に拒否されている場合)あるあるの
エピソードで、読んでいて切なくなりました。
主人公は結婚5年目子無しの女性、みち(恐らく30歳そこそこ)共働き家庭で
忙しくも平和な暮らしを送っています。しかし、夫とは2年もセックスをしていない。
同僚が妊娠による退職をしたことを夕飯時に夫に話し、自分たちも子供を作ろうかと
いうことになる。その晩ベッドで夫に声をかけるみちだが…
という感じで物語は進んでいくのですが、何度も誘いや提案を断られて
イライラの募った主人公が、同じくイライラしている夫と口論になるんですね。
そこで「セックスセックス言われるとプレッシャーに感じる。そんなにしたい?
みち性欲強いんじゃないの?」と夫が呆れたように言うんです。
努めて冷静に話し合おうと思っていたみちですが、
思わず手元にあったクッションを夫に投げつけます。
部屋から出て行った夫は漫画喫茶に泊まり、その晩帰ってきませんでした。
夫の発言、ほんっとうに「あるある」なんですよね。セックスレスで悩んでいる友人や
お客様からこれと全く同じセリフを夫に言われてひどく傷ついた、というエピソードを
多々伺うんです。「お前は性欲が強い」=「はしたない女だ」と侮辱されたと感じてしまうのは
性をオープンに語ることを良しとされてこなかった日本社会の風潮、女性抑圧の現れですよね。
男が性欲が強いと「破廉恥だ」と罵られたり軽蔑されることはまずない。
むしろ健康な証拠だとか「性豪」と称賛されることさえあるのに。
セックスってあらゆるスキンシップの頂点というか、本当に相手を近くに
感じられる行為ですよね。特別な親密感を得ることが何よりも嬉しいから、
そして2人の関係性を確かなものであると感じられて安心するから、
抱かれたいと思うわけですよ。普段見せない表情、優しい手つき、肌の温もり、
そんなものをいっぺんに味わうことが出来んですからね、そりゃしたいですよ。
なのに夫に断られ、挙句の果てには「性欲強い」と嘲るように突き放されたら
とても悲しいし、辛い。
だからくれぐれもね、そんなあまりにも分かってない発言はして欲しくないんですよ!
好きだから求められてるということを理解して欲しい。「あなたとしたい」と打ち明ける
彼女や妻に対して「そんなことを女から言うな」「性欲が強い」「幻滅する」などと
軽々しく言うことは許せません。話題にすら出してはいけないのか。
語気が荒くなってしまいました。この手の話題はついつい熱くなってしまいます。
最後に申し上げたいのは、性欲が強いのは何も恥ずかしいことではないということ。
わたくしそれはずっと以前から言い続けてきているのですが、
「セックスしたい」「ムラムラする」「欲しい」その欲望は自然なことであり、
その欲求によって自分が貶められるなんてことは絶対にありません。
どうか、自己嫌悪になったり責めたりなさらないでくださいね。
※ラブリーポップメルマガ「2018/06/08」発行分より転載