妊娠や避妊について、パートナーと話しあった事がありますか?
コンドームをつけない彼に不安を感じながらも受け入れてしまうとしたら、それはなぜですか?
受けいれることで何かを期待しているんでしょうか?
「愛しているからゴムをつけない」
「彼を愛しているからそのまま受けいれる」 そんな声をよく耳にします。
このコンテンツでは『ゴムなしのセックス』と『愛』は本当に関係があるのかを考えてみたいと思います。
◎そもそも男がなぜつけないかを考えてみよう!!
男がつけない理由:
(1)コンドームなしの方が気持ちイイ(感度が良い)
(2)コンドームを付けるのが面倒
(3)ナマでセックスする事を女性に受け入れさせる優越感
(4)妊娠を望んでいる
(5)本能的に遺伝子を残そうとしている(=何も考えてない)
(1)と(2)はコンドームなしでセックスしたがる男性の言い訳として よく挙げられますよね。まったく自己中心的で言語道断です!! また③は「コンドームなしのセックス」=「信頼されている・愛されている」=「支配感・優越感」と 勘違いしてしまっているお馬鹿さん達です。 (4)は当人同士が自立した大人であって【お互いの合意】であれば素晴らしい事です。 ⑤は一瞬④と同じ事を言っているようですが、 男性本人が必ずしも妊娠を望んでいるわけではないところが大きな違いです。 そもそも人間以外の生物は「セックス=子孫繁栄の営み」なのに、人間は必ずしもそうでなく 「セックス=快楽・愛情確認」であったりするのであまり説得力はありません。
◎コンドームをつける男・つけない男
よくコンドームを付けない男は
「外出しするから安心して」
「俺は上手いから妊娠なんてしないよ」
などと言います。どちらも本当に信用の無い言葉ですよね? だって「たぶん妊娠しない」程度にしか考えてないんですもの。 万が一、望んでいない妊娠をしたとして、
○「たぶん妊娠しない」程度にしか考えてない男
○「コンドームをつけて欲しい」たったそれだけの要求を飲めない男
そんな程度の男があなたと子育てをする器量のある人間と言えるのでしょうか?
もしあなたが妊娠したとしても、子育てをするの意志のある男性ならば、 避妊についてしっかり考えているはずです。 あなたが「コンドームをつけて欲しい」と言ったら素直にコンドームをつけたり、 妊娠について話しあったりするはずです。 それは彼にとってあなたの妊娠は『他人事』ではないからです。 セックスをすれば【妊娠の可能性】は必ずあります。 そしてそのそのリスクは女性が背負います。 男性は妊娠しない(精子を出すだけ!)なので 妊娠に対する自覚が完全にマヒしている場合が多いのです。
私達はなぜ「つけて」と言えないのか?
妊娠への不安を抱えながら、
「つけてと言ったら彼に嫌われたりしないかしら…」
「つける・つけないでもめるくらいなら私が我慢すれば…」
と、コンドームなしのセックスを渋々受け入れている女性はいませんか? 私達はなぜ「コンドームつけて」と強く言えないのでしょうか。
その大きな理由として:
(1)自分に自信がない
性行為を断ると振られてしまう=彼を失って1人になりたくない。
(2)将来的に男性に経済的支えを求めている
経済的に依存できる(できそうな)彼を失いたくない。
(3)セックス全般で相手にリードされることによって
常に甘えられる存在でいたい・精神的に依存していたい。
この3つが考えられると思います。 では一体、この3つの共通点は何なのでしょうか? それは相手にコンドームをつける決定権をゆだね甘える事で、 妊娠のリスクを受け入れる『取引』と言えるのではないでしょうか? セックスでは、女性は常に【妊娠の可能性】と隣り合わせ。 特に妊娠を望まないならば、女性は常に避妊に気を配る必要があります。 コンドーム1箱・千円程度、中絶手術・数10万円…あなたならどちらを選びますか
◎そもそも男がなぜつけないかを考えてみよう
(男の意見編:by ロイ小林)
ひとことで言えば、そのほうが気持ちいいから。 キスをして、舌を絡めあうときに、間にサランラップを挟んでいるのと、 そのまま触れ合うのとの違い、といえば少しは伝わるでしょうか。 いや、ラップを挟んでキスしたことなんてないけどさ。 そしてさらに付け加えるならば、 あのゴムをつけるときの「間」がいやだ、と。 特に、流れの中でその人と初めてエッチすることになったときに、 「ゴムをつける」というのは、まさに「今から入れますよ」という 意思表示になってしまうわけで、 その流れというか、雰囲気が壊れてしまいそうなのが、なんかいやだし。 あとは、持っていないからっていうのもあるでしょう。
ともあれ、女の子の側から否定されなければ、 できることなら、男は生で入れたいものなのです。 そしてまた、女の子にもいろんなタイプの子がいて、 「絶対につけてほしい派」も入れば 「今までつけたことなんてないし、外に出してくれればいいよ派」もいる。 その相手がどうなのかは、する直前まで分からないものなので、 とりあえず自分に都合よく、 つけない派であることを願ったりもしているわけです。 と、いうわけで、まずは生のままで入れようとしてみる、 「つけて」と言われたら、じゃあつける、 というのが一般的な男性だと思います。
コンドームをつける男・つけない男
(男の意見編: by ロイ小林)
最初っからつけてする男の人、これはきっと、 それまで付き合ってきた彼女の影響が大きいと思われます。 「セックスはゴムをつけてするもの」という意識に、 つまり、それが当たり前になっているわけです。 逆に、つけない男の人、これもまた、それまでの彼女の影響があるでしょう。 今までの相手と生でしてきたんなら、次の子とだって、生でしちゃうさ。
って、女の子側の責任ばっかりみたいな言い方になってしまったけれど、 もちろん、それだけではありません。 男の側の良識も、そこでは問われます。 男は、別にその相手のことが好きでなくてもエッチできてしまう生き物なの で、 ゆきずりのセックスなどもぜんぜんしてしまうわけですが、 ここでは、一応、付き合っている彼女とする場合という前提でお話します。
つけない=今が気持ちよくなればよし。 彼女が望まない妊娠をしてしまったらどうしよう、 という想像は、そこにはまったく働いていません。 つまりは、相手のことはもちろん、 自分の将来にも明確なビジョンはないと言えるでしょう。 できちゃった結婚に持ち込んでしまおうという確信犯でもない限り、 ましてや、彼女のほうがつけてほしがっているのに生でしてしまう男は、 その程度にしか相手の女の子のことを想っていないということです。 また「外に出せば大丈夫」というわけでは、決してありません。 いよいよ発射の瞬間よりも前の段階で、精子は少しづつ漏れ出ているのです。 そんなことも知らない男ってのも、また問題あり。
つける=常識的なレベルでの責任感を、しっかり持っていると言えるでしょ う。 そりゃ生でしたほうが気持ちいいに決まっているけれど、 彼女のことを思えば、そして自分のことを思えば、 やはりできちゃうのがまずい段階で、できちゃう危険は冒さない。 やっぱり、恋人同士の段階では、避妊するのは常識だと思います。
なんて偉そうに言っているボクでも、やはり、 「とりあえず生で入れてみたい」という意識はあります。 「つけて」と言われたらじゃあつける、一般的な男です。 ただし「つけて」と言われることは、少しもいやなことではないし、 むしろその瞬間は、言われてしまった自分を恥ずかしくも思います。 つまり「つけて」の一言は、ぜんぜん、言ってもよい言葉なのです。 そこで不機嫌になるような男とは、エッチをしてはいけません。
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